びわ湖マラソンを走ったよ
2025年3月9日 第3回びわ湖マラソン 3:20:54
今シーズンのフルマラソンは大阪にぜひ出場したい、と思っていたけれど落選(蓋を開けてみれば大寒波と過密すぎる会場で不満も多かったようだ)。ちょうど抽選結果が分かったときに抽選なしでエントリーできる大会で一番近いところを探し、びわ湖マラソンに出場することにした。フラットなコースでタイムが狙えるのも魅力だった。目標をサブ3.5に定めて月間走行距離300kmをこなし、キロ5分 3時間走とキロ4分50秒 30km走もクリアした。実力は問題ないだろう。仕事が忙しくて生活が不規則になり、体重が64kg→66kgになったことは不安材料だが、果たして。
レース当日。4時に起床し白米半合・餅入り味噌汁・納豆・ミニトマトを食べた。これで腹八分目。時間に余裕があるので半身浴で体を温めてから家を出た。大阪駅から1時間で大津京駅、駅から歩いてすぐにスタート地点の皇子山総合運動公園に着く。
…寒い! マラソンってこんなに寒かったっけ? 8時20分開始は早いよ。2月3月のマラソン大会に出たことがないからスタート前の寒さがこたえる。スタートまでゴミ袋を被って耐えるが、中にはトラックのベンチに入ってやり過ごす人もいた。賢いな。

3時間30分の申告タイムでBグループからスタート。がたがた震えていたけれど、日差しがさすとすぐに体が温まった。この日の最高気温は13℃。しかも、湖岸で心配していたがほとんど無風! 汗ばみもせず絶好のレース日和だった。

キロ4分50秒弱を目安にペースを刻むが、後でログを見返すと10kmまではキロ4分50秒~5分だった。途中靴紐がほどけたが、これはすぐリカバーできた。ペースを上げるとだいたい走力の同じグループに入ることができて、中間折り返し地点まで目標ペースで進めた。ふだんカーボンプレートシューズを履かないのでふくらはぎを酷使しているのか、右アキレス腱が疼く。スタート前に梅丹本舗の2runは入れたが、ここでも芍薬甘草湯を予防で飲んでおく。3時間30分のペーサーに追いつき、追い越していく。
Halfでおよそ1時間43分。ネガティブスプリットで走るから、トラブルがなければサブ3.5は達成できそう。30km地点前後から自然にペースは上がるが、まだ余力はありそうなのでキロ4分30秒を維持する。ひょっとすると3時間20分切りもできるかもしれないと欲があったのだが、32km時点でGarminを見ると2時間35分。確かにペース維持で10km走ればプラス45分で目標達成だが、計測の誤差を考えると難しそう。疲れた頭では計算するだけ無駄なので、ここからはなるべく時計を見ずに走ることに集中する。40kmを過ぎた地点でハムストリングが痙攣するが、芍薬甘草湯を噛み砕き耐える。残り1kmでスパートをかけてゴール。タイムはわずかに1分超えで3時間21分。サブ3.5は達成したが、あわよくば3:20切りとはならなかった。
今回はほとんど補給をしなかった。給食はAMINO SAURUS gel 01×2と、AMINO VITAL パーフェクトエネルギー×1のみ。真剣に走ると写真も取れないから、スマホも預けて軽量化できそう。給水もトータルで200mlも飲んでいない。おかげでレース中トイレに行かずに済んだ。胃腸もダメージは軽く、少し休憩したら食欲も湧いてきたので、無料の豚汁・おにぎりを頂いた後近江牛のサイコロステーキを食べて記念撮影してもらった。
ゴール地点はコンパクトにまとまっており、荷物の受取もスムーズ。ひとしきり展示を見てから、草津駅までのバスに乗り電車で帰宅した。ピエリ守山・入浴施設(水春)の入場券付きフェリーも出ていたが、帰りが遅くなりそうだし汗も殆どかいていなかったのでパス。でも面白い企画だと思う。



昨年のハーフマラソンでは1時間33分を出しており、3時間15分~20分が出せれば御の字と思っていた。その意味では結果は少し不満だった。靴紐のトラブルがなければ、足が攣らなければ、体重管理がもっとうまくいっていれば。いろいろな反省はあるけれど、結局フルマラソンは答え合わせのようなところがあるんじゃないか。その日に出せるベストタイム・ベストなペース配分はスタートラインに立った時点で決まっており、経験と感覚で最適解に近いペースをつかむ、そういう問題。前半でもう少しペースを挙げられていたらいいタイムが残せたかもしれないが、その答えを引き出すには経験不足だったのだろう。
青空のもと湖畔をのびのびと走れる良いコースで、風さえなければタイムも出しやすい。運営も滞りなく素晴らしかった。ありがとうございました。

大阪30km走 淀川から摂津峡
知り合いがこの週末に摂津峡へ紅葉狩りに行くと教えてくれた。摂津峡。名前は聞いたことがあるけれど、行ったことはない。調べてみると芥川の上流にある。淀川を北上していけば芥川に合流できるから、走っていけそうだ。距離は何キロになるか調べられない。とにかく行ってみよう。

天満橋駅を出発する。以前に淀川で練習していたときは、枚方市まで走って京阪電車に乗って天満橋まで帰って来ることをよくしていた。残念なのが枚方周辺には日帰り入浴できる施設がなく、汗をかく季節には向いていない練習コースだ。今回は摂津峡に温泉があることをリサーチしているので楽しみ。
駅のすぐ東に歩道橋があり、線路をくぐるように短い地下通路がある。そこを抜けると大川に出る。歩道橋を渡れば大阪城公園につながっているので、距離の調整をしたいときも便利。大川から淀川までは約4km、整備されたランニング・サイクリングロードを走る。夜になればOMMビルの明かりが川面に映る叙情的な景色が見られる。桜宮を抜け、毛馬閘門に出る

明治時代に毛馬水門・毛馬閘門ができるまで、大川が淀川の本流だった。川幅が狭く蛇行していたため、たびたび洪水をもたらしていた。そのため大規模な治水工事が計画され、現在の淀川ができた。旧淀川と新淀川の合流点に作られたのが毛馬水門だった。当時の水門はこのさらに下流に残っている。
まだ大阪の地理に明るくないころ、この場所から淀川の手前に梅田の高層ビル群を眺めるというのに違和感があった。直感的には北側のほうがビルを建てるには良さそうだ。ただ歴史を振り返ると、経済の中心であった船場と距離が近く、水運の便が良い梅田がターミナル駅として成長していったのだろう。
ちょうど毛馬水門のあたりで、伊丹空港へ向かう飛行機が高度を下げていく。大阪の中心地にいることを実感する。一方で河川敷はゆったりとした時間が流れており、テニスや野球・フットサルに汗を流す人々や、家族連れ・ランナー・ロードバイクが行き交う。大阪城はエリートランナーがよくポイント練習しているのに対して、淀川のほうはみんなLSDや長距離走という雰囲気だ。

フラットな道をちょうど20km走ると、守口市・寝屋川市を抜けて枚方市に入り、枚方大橋にたどり着く。テトリスみたいな建物が目印だが、関西医科大学の建物で患者・家族用のホテルが入っているのだとか。東には観覧車とジェットコースター。CMでおなじみのひらかたパークだ。


枚方大橋北詰から芥川へ出るのは少し道がややこしい。前調べしてくるんだった。信号にひっかかりそうだったので、一瞬だけ車道に出て、また淀川沿いの道に降りる。皮の合流部で土手に上がる。ここで歩道のない車道を渡らなければいけなかった。東海道新幹線の線路をくぐる。いくつかの道路をまたいで、北へ走る。

芥川桜堤公園を抜けると名神高速までは町中の道路となる。ようやく道標に摂津峡の文字が見え、ゴールが近いのを実感する。上の方は舗装されておらず砂利道がつづく車道に合流すると、すぐ摂津峡公園に入る。地図上の目印にしていた山水館という旅館まで行って、ゴール。


もともと考えていたプランではここで入浴たあとに知人と落ち合うつもりだったけれど、こちらの出発が遅かったのですでに到着しているとの連絡が。なので一緒に周囲を散策したあとに別の温泉施設に行くことにした。山水館は食事も予約が必要みたいだからね。ハイキングコースを歩き、北側の上の口バス停で別れる。目指すは美人湯 祥風苑。2kmほど坂道を下る。こちらは山水館の二号泉らしい。ぬめりけがある湯質で、疲労回復に良さそう。冷えた体を温めたあと、食事処で遅めの昼食を取り、送迎バスで高槻駅まで戻る。


図らずもきりよく30km走となった。淀川を外れてからは信号にひっかかることも多かった。すごく走りやすいかというとそうでもないが、北摂の自然を味わえる良いコースだった。温泉も良かったな。おわり。
六甲山峠走 夙川から鈴蘭台
六甲山最高峰を経て30kmの峠走
日曜日、遅めに8時起床。ローラーを1時間こなし朝食を食べる。今日は1日予定もないしLSDでもするか…と思っていたところ、テレビで神戸マラソンの中継をやっている。そうだ、神戸を走ろう。もちろん平地は交通規制で走れない。ならば山だ。

たくさんある六甲山のアプローチのうち、登山で定番なのは芦屋川だ。ただ、芦屋から道路を上っていくと芦有ドライブウェイという自動車専用道路に入ってしまうため、これは選択肢から外れる。
おすすめは夙川駅から川沿いに上り、鷲林寺を経由して県道16号線(明石神戸宝塚線)を走り六甲山頂まで行くルートだ。逆瀬川ヒルクライムのランニング版に近い。もちろん宝塚や逆瀬川駅を起点にしてもいいが、梅田から夙川駅まで特急で3駅というアクセスの良さが魅力だ。
夙川駅をでて河川敷を北に進む。多くの家族連れが遊んでいる。夙川といえば桜の名所で、春になれば多くの見物客が集まる。そういう季節の早朝に走ったらいい気持ちだろうな。今日は紅葉狩りだ。川に沿って阪急の線路下をくぐり、夙川上流緑道に入るとひっそりとした空気になる。

夙川の右手(東側)を走っていると、階段で終わりとなる。少し行くと、ボルリングの聖地、北山公園にたどり着く。上り坂が続くが、このあたりの斜度は大したことはない。道路の真ん中に鎮座する奇妙な岩が見えたら、そこが鷲林寺町だ。これ以降山頂まで補給はできない。お手洗いも甲山霊園の公衆トイレが最後となる。

この周辺には大阪城石垣の採石場もある。六甲山が花崗岩でできていること、太古の地殻変動によって隆起し断層をつくったことは有名だ。昔は治水もできておらず、大雨でしばしば岩が流されてきただろう。この岩もその名残に違いない。どかそうとした工事関係者が不幸にあったとかいう噂がある。

TAOCA Coffeeというおしゃれなカフェのあたりで右の歩道に移動し、まもなく甲寿橋交差点に出る。ここが逆瀬川ヒルクライムルートとの合流地点だ。信号を2つ渡ると西側に向かう道となり、本格的な上り坂が始まる。

いったん右手の歩道を進む。道路の合流地点が見えてくると、ロードバイクは車道に沿って走り続けるが、ランの場合は左手の脇道に入ったほうが車に追い立てられないので走りやすい。とはいえローディに慣れているのか、車道を走っていてもドライバーが気を使って避けてくれる(ような気がする)。この日は出発が遅いのと雨予報だったため、ロードバイクはいつもより少なかった。

再び県道16号線に合流すると歩道はなくなり、ひたすら車道を走る。斜度12%はざらで、きついところだと14%にもなる。はっきりいって、自転車では上りたくない。ロードバイクの上りは嫌いなんだ。ここを走ってるとローディを抜かすことが多いけれど、ランより速く走っているクライマーもいて驚嘆させられる。
この日の気温は19℃。走っているのか歩いているのかわからないストライドで、汗だくになりながら進む。芦有ドライブウェイとの分岐にたどり着くが、ここは直進。サイクリングコースの道標がいくつかあるのでそれに従えば良い。ここまでくれば山頂はもうすぐ。


鉢巻山トンネルを抜けると、一軒茶屋に着く。ここから六甲山最高峰につながる坂がいちばんきつい。さすがに歩いてもいいかという気になるが、なんとか走り続けて、山頂931mにたどり着いた。多くの登山客で賑わっている。トレラン・ランナーは一人もいない。日によるんだね。

山頂まででちょうど13kmを、1時間35分で上りきった。晴れていれば先程の坂から神戸の町並み・大阪湾が一望できるけれど、曇っていて何も見えない。自販機でジュースを買って、アミノバイタルも補給しておく。ゴミ箱の設置がありがたい。広いトイレもあって、カップラーメンを食べている登山客がいっぱい。いいなあ。汗も引いてきたし、温かい食べ物が食べたくなってくる。
ここで満足したら来た道を折り返して夙川に戻る選択肢や、有馬温泉まで行く選択肢もある。残念ながら夙川に降りると入浴施設の選択肢が少ない。六甲最高峰から有馬温泉までは登山道のコースタイムが1時間と意外と遠く、金の湯銀の湯も混雑する。
小休止したらランを再開し、当初の予定通り鈴蘭台まで下りる。残り17km。アップダウンの繰り返しもあり、楽々な下山とはいかない。六甲ガーデンテラスや高山植物園など観光スポットを横目に黙々と走る。整備された歩道が多く、ストレスは少ない。道路工事で片側通行の区間が1箇所だけあった。

六甲山牧場の三叉路が少しややこしくて、一見道なりにみえる道路は掬星台に続いている。掬星台で景色を満喫して、摩耶山からトレイルで新神戸に下山するのも面白そうだけどね。次はそうしてみようかな。鈴蘭台方面には森林植物園があるので、看板を見ていればどちらに行けばいいか分かる。

森林植物園を過ぎると鈴蘭台に出る。左折して国道428号線を南に曲がると、すずらんの湯に着く。ここがゴールだ。この道路は交通量が多いので、神戸駅まで南下するのはおすすめしない。

すずらんの湯はすごく居心地が良い。露天風呂が広くて客層も良い。レストランの食事が美味しい。車でないと行きにくい所にあるから、かえって混雑しないんだな。ここで食事して、鈴蘭台で新開地を経由して梅田まで戻ることができる。この日はどうしても三宮のとんかつ七兵衛に行きたかったので、少し空腹を我慢。駅までの道中にridgeというコーヒーショップがあるので、カプチーノをテイクアウトする。

阪急三宮で下車し、高架下の小さな店に向かう。とんかつ七兵衛の厚切りカツ丼! 肉肉しいカツと甘めの出汁がきいた卵が最高なんです。人生で食べたカツ丼のうち、ベスト3に入れてもいい。店員さんが神戸マラソンの話をしている。大会出場者も来てたのかな?


距離30.5kmを3時間21分で走破、獲得標高は1050mだった。おわり。
和歌山ジャズマラソンに出場したよ
2024年11月10日 第22回和歌山ジャズマラソン 1:33:15
ハーフマラソンにはそれほど興味がなかったのだけれど、次の大会まで期間があくのと、職場の人間に誘われたのをきっかけに出場を決めた。少し前まで和歌浦ベイマラソンという名前だったと思う。和歌浦というのは和歌山県の由来となった風光明媚な地だ。県外の人間にとっては今の名前のほうが通りがいい。昨年度は12月雪の降るなか開催されたせいか、今年は11月上旬の開催だ。
当日朝8時前に和歌山駅に到着。スタート地点の和歌山市役所までは無料のシャトルバスが出ているが、行列ができているのでアップ代わり約2kmの道のりを歩く。20分ほどで到着。参加賞を引き換えてから、上に羽織ったジャージを脱ぎ荷物を預けてスタートを待つ。ここで同僚と合流して気合を入れる。

前日まで肌寒かったので用意したアームカバーを、着けて走るか直前まで迷った。けっきょくハーフだから腕はそれほど疲れないし、熱がこもりそうなので荷物といっしょに預ける。気温を考えるとこれは正解だった。
ハーフマラソンの参加者数は3197人。申告タイムは目標の1時間40分でBグループ。号砲からまもなくスタートラインを超える。コースはまず和歌山城を右手に堀を周り、幹線道路に出て港へ向かう。キロ4分40秒を目安に抑えて走る。都市型マラソンと違って混雑もなく非常に走りやすい。和歌山港から和歌浦まではほとんどフラットでスピードも維持しやすい。このあたりは花王の工場があるくらいで応援はないが、ジャズステージで米米CLUBを演奏していてテンションが上がる。

給水後、日本のアマルフィこと雑賀崎に入る。60mほど上って下りてくるコース。右手に海を見ながら走る。快晴で眺望が本当に良かった。あとからgarminのデータを見ると、上りでも4分50秒ペース。上りも下りも激坂というほどはなく、スピードは出しやすい設定だと思う。この日の最高気温は23℃とかなり温かく汗が吹き出る。坂の途中にも給水があるが、むせると困るのでここはスキップする。

下りが終わると片男波海水浴場を折り返してマリーナシティへ続く道へ入る。ここも万葉集に詠まれた名勝で、景色の良さからついペースが上がる。みかんジュースの給水があったので最後のエネルギー補給。キロ4分20秒ほどにペースアップし、追い込みをかける。橋を渡りマリーナシティの中を通ってフィニッシュ。ネットタイムで1時間34分を切る好タイムだった。グロスは1時間34分1秒。

ゴール後はグリーンソフトを食べて、和歌山駅までのシャトルバスに乗り駅前で打ち上げ、解散となった。戸惑ったのが帰りのバスの案内板がないこと。もっとわかりやすく看板を立てておけばいいのに。時間の都合で直帰したが、マリーナシティには黒潮温泉という日帰り入浴施設があり、出場者にはクーポンが配布されるので汗を流して帰るのがいいと思う。
会場にはランニングYoutuberの三津家さんがおられ、写真撮影に応じてくださった。昨年に引き続いて2年連続の出場だ。インフルエンサーとはいえ、レース中もレース直後もファンサービスする姿には感動する。後日アップロードされた動画をみると、和歌山城目の前のダイワロイネットホテルに宿泊されていた。前泊するにはいちばん良いホテルだろう。

サブ3.5を目指す自分にとってハーフマラソンを1時間40分切れたのは大きな収穫だった。スピードは十分なので30km走など距離を積んでいくこととしよう。
和歌山はこの海岸沿いのコースが走りやすかったり、秋葉山プールという文句のつけようがない市民プールがあったり(国体のおかげなんだよね)、WAKAYAMA800というサイクリングコースがあったり、実はトライアスロンには良い土地なんじゃないだろうか? 南紀白浜トライアスロンにもぜひ出場してみたいと思った。